結局GPD Pocket3を買ってしまった話

はい、一部の界隈、主に妻にUMPCキチガイの浪費家と公式認定されている私です。

少し前に、GPD Pocket3なんかいらない子や! OneGX1 Proが至極なんや! とか正しくない関西弁で力説してた気がしますが、ブラブラと海外サイトを見ていたら何故かEUプラグ版だけ価格設定間違ってるんじゃないのって妙に安い店を見つけた瞬間、後頭部に衝撃と背徳感を感じて、気がついたらソニー銀行の外貨が減っていました。

GPD Pocket3は松コースと梅コースがありますけど、私はCore i7積んでる方の松コースです。本当松。

つうわけで、実際OneGX1 Proと比べてみて感じた点をいくつか。

やっぱり良かったこと

CPUパワーが体感で分かるレベルで違いました。
OneGX1 Proはゲーミングを名乗るだけあって廃熱は良くできてると思うのですが、やはりタマが1160G7なので、1195G7には勝てませんよね。シングル性能に関しては下手したらメインの10875HなDELLマシンより高いかもしれません。
1世代の差は大きいですね、22世紀から来たドラえもんも23世紀の道具には勝てませんでしたもんね。

あとファンがGPD Pocket3の方が別次元に静かです。

なんといっても指紋認証の素晴らしさはかけがえのないエクスペリエンス。
メインのDellノートは顔認証機能があるので指紋認証機能はそれほど活用していないのですが、OneXPlayerの指紋認証使っててモバイル機にこそついてるありがたみが分かったので、精度もあいまってもうPINコード打つのすら嫌。

ペンも専用じゃ無くてSurfaceペン互換のものが使えるので、お気に入りのペンが選べるのいいですね。
私のイチオシはRENAISSERってブランドの充電式のやつなんですが、色々あったけどきちんと使えました!

筆圧検知もOKです。傾きは対応してなさそう。

スタイラスペンが使えない人へ

さて、この記事の唯一読む価値があるネタなんですけど、最初全然タッチペンが反応しなかったんですね。
結論からすると、一部のGPD Pocket3のタッチパネルのファームウェアに不具合があります。
ペンはどうやらチップ?的にはタッチパネルとセットで機能してるみたいですね。

GPD社の中の人にDiscordで土下座してゲットした正常なファームウェアはこちら。
https://t.co/kMgDDuuvfe

アンチウイルスソフトが反応すると思いますけど、ここはGPD社を信じて一時無効にしましょう。
過去本物のウィルスかなにかを標準添付して出荷した過去など忘れよう、未来志向の歴史を共に歩もう。

いまいちな点

  • Type-Cポートが1つしかない!

Type-Aポートたくさんあるのはいいんだけど…。
充電用ポートとは別にもう1つType-Cポートが欲しいんよ! ケーブル1本でディスプレイ繋ぐとか…ほら…色々あるじゃろ?

  • 英語キーボードのしかない

これは私の問題ですが、やっぱり日本語キーボードが好きです。英語キーボードは慣れない。
英語キーボードを使わないプログラマーは邪道という風潮が一部であるらしいですが、日本語モードに切り換えるの指がつるんだよ。

そんなわけで、OSは日本語配列に設定してキーボードにはテプラを貼って、PowerToysでキーマップを変更しております。
色々試行錯誤したけど、この配列で落ち着いた。

Insertはここ10年使って無い、PrintScreenはもはやWin+Sで代用できる。
  • 思ったよりタッチパッドが使いにくかった

最初はタッチパッドやったー! って思ってたんですけど、なんか実際に使ってみると精度がピーキーで、これならOneGX1 Proの光学センサーの方が繊細な操作できたような…。
とはいえ、さすがゴッグだ、慣れればなんでもない…と思う。

まとめ

色々書きましたけど、OneGX1 ProにはOneGX1 Proの良さがまだあるし、GPD Pocket3の方が新しいぶんアドバンテージは大きいって感じです。
モバイル機としてどっちがいいかと言われれば、パワーいらなくて2in1にあまり拘らないなら、安いOneGX1 Proの中古を狙うのが良い気がします。

こちらの記事もどうぞ