もう自分でも病気だと思うんですが、新しいUMPCが出ると欲しくなる、欲しくなると気絶して気がつけば目の前にある、もうこれイリュージョンだと思うんですよ。
そんなわけでOneNetbook社のゲーミング(自称)タブレットのONEXPLAYER 1Sが我が家にやってきたわけです。
ビバ! ブラックフライデー!
重さ
重さとしては800gちょっとあるため、GPD WIN MAXの実測と同じくらいですね。
GPD WIN MAXは持ったときに肩が脱臼するかと思うくらい重く感じたんですが、実際には脱臼はしませんでしたが、そのくらいびびったんです。
果たしてONEXPLAYERを持ってみた感触は、あれ? 言うほど重くなくない? です。
多分なんですが、GPD WIN MAXは画面を開いた状態で持つのに対して、ONEXPLAYERは板状の何かのまま持つので、重心が持ちやすい位置で安定してるんでしょうね。
やったぜアルキメデス!
性能
1SとついてるのはCore i7-1195G7が搭載されているバージョンなんですが、11世代のインテルCPUでHシリーズじゃないやつの中では一番速いヤツですね。
とはいえ、1165G7搭載のGPD WIN3よりバカッ早かというと、正直体感では分からないです。
試しにドラクエ11Sの体験版がsteamで配られてたので無謀にも2560×1600の解像度で動かしてみたんですがFPS15-20くらいで動きました。まあ我慢できる範囲かと思いますゴイスー!
ちょっと前まではちっこいPCでドラクエ10がツルツル動くスゲーとか言ってたのに、すごい時代になりましたね。
※Nintendo Switch版ではver.5時点でもうもっさりです
アナログスティックがプルプルする
すぐ気がついたんですが、なんか触ってないのに左のアナログスティックがプルプルと動くんですよね。
ぼく悪いナントカじゃないよ、みたいなセリフが聞こえてくるんですよ。
分かりやすい確認方法として、マウスモード(右側のキーボードマークのボタンを長押し)にすると、カーソルがチョロチョロ落ち着きないのです。
初期不良引いたかなあと落胆しながらも公式サイト見たら、なんか新しいファームウェアが置いてありました。
ここの
上記で問題が解決しない場合下記のファイルを適用ください
https://www.one-netbook.jp/tips/onexplayer-bios-update/
https://1drv.ms/u/s!AvtZWBDb4xNogjh25bm3JdsmyZQ_?e=1rjCnu
をやったら解決しました!
ただ、上でダウンロードできる実行ファイル、なんかダウンロードしようとするだけでウィルスだぜ! ってWindowsに怒られるんです。が、怒るだけなんで、何もしないなら帰れ! とWindows Defenderを一時的に停止して実行しました。
実行後に再度フルスキャンかけても特に何も検出されなかったので誤検知かな?
この辺はまあ、自己責任で・・・。
あと、出荷時期によるのかもしれませんが、うちのはWindows 11は何も考えずに入りました。
タッチペンについて
なんかこっそりスペック欄にスタイラスペン対応って書いてあるんですよね。
試しにMPPプロトコルのペンを試してみたら、あっさり使えました。
お手元にSurfaceペンとかある方は多分そのまま使えますよ。
画面広くて解像度も高いので、結構メモ書きが捗りました。
気になる点
内部スピーカーですが、しょぼいです。
音質とかそういうのなら割り切れるんですが、左右の音量バランスがビミョーに異なります。
私の場合は少し左に寄ってました。
ただし、これは設計上仕方ない品質のばらつきなんだそうで、仕様です。
この件に関しては日本代理店のテックワン社が、所有している個体で開封済みのものを全て調べて下さるというとてもご丁寧な調査をして頂きましたので確実な情報です。
Teardownな動画を見ていると、確かに刻印もない謎のスピーカー部品なので、この部品の品質のばらつきが多いのでしょう。
なので、左右の音量バランスが若干ずれていても問い合わせたりはしないようにしましょう。
保証切れたら、自分で適当なスピーカーと交換しようかと思います。
まとめ
性能よし!
画面大きくてよし! ソフトキーボード断然打ちやすい!
このレベルのCPUで1280×720とか1280×800とかいう解像度でしか使わないのはもったいない!
でもお箸より重たいもの持ったことない育ちの良さの私には、持ち歩くのはちょっと・・・かな。
まだまだ外出時はOneGx1 Proが活躍しそうです。