GPD WIN 2の性能が思ったより高いので、こいつでも開発ができるようにいろいろつっこんでいたら、128GBのSSDがわりと一杯になってきてしまいました。
そこで、せっかく自分でSSDを交換できるようになっているので、より大容量のものに交換してみることに。
GPD社的には日本でもおなじみのTranscend社のものを推奨してるみたいなんですが、蓋を開けてみたらBiWINなる謎ブランドのSSDが出てきたので、これ、なんでもいいんじゃないかという気がして、中華サイトで妙に安く売ってるやつに突撃してみることにしました。
検索すると、KingSpec社のものばかりヒットするのですが、これはGPD社が名指しで使うなと言っているメーカーなのでさすがにやめとくことに。
ていうか名指しとかすごい。上岡龍太郎がサンガリア飲むとバカになるとか言ってるレベルにすごい。
本当かどうか分からないのですが、なんか書き込み挙動にバグが有るといった記述を海外フォーラムでみかけたので、そのせいなのかな?
で、結局、Kingchuxingというメーカーの512GBのものが90ドルくらいだったので、買ってみた。
これにした理由は、他のブランドと比べると直営店だけで売ってるみたいで、消費電力とか細かいスペックまで公開していたため。
消費電力的には他メーカーのものより低いみたいなので、バッテリ駆動時間伸びたら嬉しいなとか。
もしかしたらこの時点でチャイナトラップに引っかかってるのかもしれないけど。。。
ちなみに、規格としては、M2コネクタで2242サイズでSATA接続のものになります。
数日して到着したのがこれ。
一緒に写ってるのは純正の金属製SSDスロットカバーです。
放熱効率を高められます。
日本のAmazonでも取扱をしているようです。
「UPSLON」SSDメタルカバー GPD Win2用 SSDメタルカバーセット 交換用 UMPC 放熱効果アップ 金属製カバー
ラベルを剥がして拡大したところ。
安物にありがちなイモはんだ的なとこはないみたいです。
金属製カバーには、黄色のシート、黒いシートをこの順番で貼り付けます。
元のSSDからの引っ越しは、Macrium Reflectというバックアップソフトでディスクイメージを外付けHDDに保存して、SSD交換後、同ソフトで作れるUSBレスキューメモリから起動してディスクイメージを書き戻しました。
ELUTENG SSD M.2 ケース NGFF USB3.0 変換 5Gbps ps4 外付けhdd M.2 2280 SSD ポータブル UASP高速 B-Key/B+M Key SSD 対応 アダプター M.2 外付けケース for 2230 2242 2260 2280 ドライブ ボックス 大容量 2TB
こんなのがあれば、直接クローニングできるかもしれません。
なお、SSDを交換した後は、電源投入後にGPDのロゴが出たところでESCを連打してるとBIOS画面に入れるので、BOOTメニューでSSDから起動するように指定しなおす必要があります。
一日それなりに使ってみましたが、特に問題は出てないです。
まだ油断できませんが。
SSD情報はこんな感じ。
温度はたぶんダミー値です。安く済ませるために温度センサーつけてないと思います。
ベンチマークとってみましたが、性能は高くないです。
元のSSDとあまり変わらないか、下手したらランダムアクセスは遅いかもですね。
基盤にメモリぽいチップないので、キャッシュは完全にOS依存なんでしょうね。
TS512GMTS400S [512GB SSD MTS400S M.2 Type 2242 SATA-III 6Gb/s MLC NAND]
体感で変化は感じないのですがなんか悔しい。
結論。
お財布に余裕あるなら、公式認定のTranscendのを買いましょう。
しかし、GPD WIN2需要なのか、国内はどこも在庫切れかぼったくりですね。。。
どうしても早く容量増やしたいということであれば、Kingchuxing製もいいのかもしれません。
7月16日追記
数日経ちましたが、今のところまだ問題なく動いてます。
SSDにディスクイメージを書き込んでるときはわりと金属蓋が熱くなってましたが、普段使ってるぶんにはほとんど熱さは感じません。
バッテリー持ちは、厳密に測ったわけではないですが、ドラクエ10(最高品質)を3時間くらいやっててもまだ35%残ってるので、前のものとほとんど変わらない印象です。