オタクが婚活を始めてみた話(5)

ついに始動した、ヤフオミ日記連投作戦!

もう一度作戦概要を説明すると、私の存在なんて知らねー女のトップページにもしつこく私の新着日記(女性側からすれば男性会員全体の新着日記が表示される)を表示しまくって気を引くのである。

1週間くらいは全然ダメでしたね。
よく考えたら、なんかのWebサイト見に行ってそこらの広告見てクリックするか? っていうとしないよね。
たぶん女性会員も、男の日記なんて興味ないのかもしれない、どうせたいしたこと書いてないと思われているのかも知れない、その通りだ。

ここからヤフオミ運営との戦いが始まりました。

とにかくタイトルを見たら本文まで見たくなるような日記を量産することにしました。
もう本文なんてどうでもいい、タイトル命、タイトルに全スキルを振り切る事にしたんです。

そうなるとどうしても刺激が強い文言が並ぶようになるので、運営から「おめーの日記は危ねーよ、載せねえよ!!」みたいな至極ごもっともな通知が来て、徐々にオブラートに包んだ単語に変えていくというイタチごっこが始まりました。
運営も所詮人の子、たまに網をすり抜けて刺激的なタイトルの日記が公開される事が増えていきました。

ある日ついに、待望の通知が。

「あなたの日記がお気に入りに追加されました」

これどういうことかというと、オメーおもしれー日記書くじゃねぇか、ちょっとフォローしてしばらく見てやんよ、新作はよ、って女性会員がアクションを起こしたって事なんですよ。

お気に入りの付け方には2種類あって、自分が誰かを相手に通知するかしないか選べるんです。
当然、ヲチするだけなら通知なんてしないんですが、それでも私にとっては定期的に読んでくれる人が発生した事が分かるわけで、手応え十分といったところなんです。

大喜びでさらにクソスレを立てまくって、お気に入り数が増えていくのをニマニマ見ていたんですが、自分の身分を明かしてお気に入りしてくれる人はなかなか現れませんでした。
お前らはあしながおじさんかよ、はたまたタイガーマスクかよって思いながらも、自分の日記が読み物として評価を得られる事は分かったので、これはいよいよ次のフェーズに移行する時だと確信したのです。

続く!

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