Gramin fenix3J

世間ではスマートウォッチとか賑わってる、というか、賑わせようとしてるみたいだけど、1日数時間しかもたない腕時計なんていらねーよと全く興味無かった。

新しいハンディGPSが欲しくて、今使っているのがeTrexなので、同じGraminから最新機種が出てないかなと製品ページを見ていて、これを見つけました。

腕時計型GPS!!!

って思って買ったけど、その認識はもはやない。

いや、もちろんGPSついてるし、ログも取れるんだけど、リアルタイムに衛星を掴んでる数とか見れないし、eTrexみたいに地図が表示できるわけではない。

ログの精度も、eTrexよりぶっちゃけいまいち。

ただ、たまに良い精度の時もあるので、みちびき対応が効いてるのかな?

じゃあなんでわざわざレビューするのっていうと、いや、これすごいデバイスですよ。

最初に便利だと思ったのは、スマホに来た通知を転送してくれるというもの。

例えばスマホがブルブル震えたとき、腕を見て、楽天とか出てたらそのまま無視するし、会社からだったらすぐに取り出す。

つまり、これまでは毎回スマホをポケットから出してロック解除して、なんだよ楽天かよって言ってたのが無くなった。

これ、地味に便利で、もはやこれだけで手放せないです。

次に便利だと思ったのは、歩数計ね。

まあスマホにも歩数計ついてるんだけど、バッテリーの無駄遣いのような気がしてオフにしてるのね。

1日に何歩歩いたかは、スマホに自動的に転送されて後でグラフで見れたりして、たくさん歩いた日はちょっと誇らしくなる。

んで、何カロリー消費したかわかるわけよ。

ここから私の人生が変わった。

Fenix3Jは接続相手はスマホだけじゃなくて、色々なスポーツ用センサーと通信できるのです。

心拍計とかああいうやつ。

それには興味なかったんだけど、1つ目についたのが、自転車につけると何キロカロリー消費したかとか分かるやつ。

うちに親が毎日いつ捨てるかいつ捨てるかって連呼している、40年前くらいの最新型エアロバイクがあるんだけど、親が廃棄を切望するくらい誰も使わずただの置物だったのね。

これに純正オプションのGSC10っていうスピード/ケイデンスセンサーをつけてみたら、あらまあ40年の時を超えて現代の最新型エアロバイクっぽいものに早変わり!

スマホとかいじりながら適当に漕いでて、疲れてFenix3Jを見ると、何キロカロリー消費したとか出るわけ。

リアルタイムに数値で運動量が分かるから、面白いし、なんといってもまたやろうって気になる。

すぐ飽きるかもと不安だったけど、その後も暇を見てはエアロバイクをこいで、順調に体重が減っています。

テクノロジーのおかげで痩せられた!!

今では、エアロバイクの前にタブレットPCを固定して、動画とか見ながらやってます。快適すぎ。

ちなみに防水なのでそのままお風呂にも入れるし、海に行ったらそのまま潜れるみたい。

水深も測れるっぽいので、浮上したときにGPSで位置をとれれば、今まで不可能だった海上のジオタグがつけられるなあとニヤニヤ妄想してるんだけど、いかんせん海に行く暇がないのが惜しい・・・。

電池は、上記のような使い方をしていて、1週間は確実にもちますね。

GPSロガーとして使うとさすがに1日くらいしかもちませんが、USBで充電できるので問題なし。

今は、海外ではずいぶん前から発売している、Fenix3Jと連動できる体重計が気になって仕方なく、個人輸入するか悩んでます。

ちなみに、Fenix3Jは2バージョンあって、樹脂バンドの通常モデルと、チタンバンドの高価なモデルがあります。

重いのは嫌なので樹脂バンドのやつにしたんだけど、チタンバンドのやつのほうは、本体の塗装もちょっと高級感あるので、やっぱりこっちにすれば良かったかなあとかちょっと後悔してたり。

要するに情報ガジェットであり、同時にやっぱり人前に見せて恥ずかしく無いかどうかが気になる、完全なる腕時計なのです。

あと、アプリは一応入れられる仕組みになっていて、自分で作成できるようSDKも公開されています。

そのうち何か作ってみようかな。

とりあえず文字盤を自作してみたい。

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