GPD WIN

私は小さい頃から小さいものが大好きで、親に女の子の人形用のミニチュアをねだっては困らせていたもんです。

お人形には興味無いぞ。

コンピューター野郎になってもその意識はきちんと受け継がれ、とにかく小さいものが好きだった。

過去購入したのを思い出してみた。

PC-E550 ※シャープのポケコン

FX-890P ※カシオの80186なポケコン

HP200LX ※ヒューレッドパッカードの80186?なDOSマシン

上の2つは厳密にはパソコンではないけど、HP200LXは手の平サイズでDOSが完全に動く最高にいかした産物でした。

当時はこれを肌身離せないから電脳パンツとか呼ぶ気持ち悪い信者が大勢いて、生産中止の際には再開要求運動とかあったレベルのものなのです。

今でもテキスト入力に使ってます的な事を言う人がいるくらい。

WindowsマシンとしてのハンディPCは、工人舎のPMシリーズを買ったこともあるが、あまりの非力さに使い所がなくてすぐに売り払った記憶がある。

姉がLOOX Uを買ってたけど、これも非力ゆえにあまり使われなかったようだ。

上記2つは当時のATOMを積んでいたので、当然といえば当然なのだろう。

んでまあ、本題なんですが、そういうミニノートマニア待望の実用的なハンディPCがやっと登場しました。

GPD WINです。

海外から個人輸入すれば安いのもあるけど、配送に時間がかかったり初期不良時にめんどくさいことになるので、そういうのが苦手な人は大人しく国内の公式販売チャンネルから購入した方が良いです。

恐らくですが、GPD and JXD and TRONSMART STOREというのがGPD社の公式ショップだと思う。

BIOSがどうのこうの、コントローラーのファームウェアがどうのこうのといった話はいくらでも転がってるので省略。

とりあえずUSBにWindows10RS1の日本語版インストールメディアをMicrosoft公式ツールで作成して、そこから上書きインストールすると、とりあえず日本語版の最新Windowsが入ります。

ドライバ類もそのまま使えますが、1つ問題があるとすればWiFiが繋がらなくなる。

これはGPD社がパッチを配ってるのでそれを利用すればOKです。

私の目的は、こいつを持ち歩いて、サーバー監視とかするのと、あともう1つ大きな目的は、いつでもどこでもドラクエ10をやること!

なので、ドラクエ10用の環境を作る事にします。

ドラクエ10そのものはフツーにインストールできますし、1280×720の解像度で最高設定にしても、特にストレスなく動きます。

こんなちっこいのにたまげたなあ。

しかしそれで満足する私ではない。

ドラクエ10はせっかく3Dサウンドに対応しているので、GPD WINでも3Dサウンドでプレイしたい。

戦闘中に視点切り替えが間に合わなくても音でボスの位置が分かるので、どっちに逃げればいいかとか分かるので有利な場面もあります。

これにはRazor Surroundというソフトを使っていて、いわゆる普通のイヤホンでバーチャル5.1chに対応してくれるソフトなのですが、残念なことに、GPD WINに入っているIntel SST Audioとかいうのには対応していない。

Razor社に対応してくれるように要望を出したら、把握はしてるし対応もするよという返事がきたきり、その後の更新で実際に対応された試しが無い。

最初はUSBポートにミニDACでも刺そうかと考えたが、やはりスマートではないのでソフトだけでなんとかしたい。

色々試行錯誤した結果、仮想オーディオケーブルといったソフトを使い、Razor Surroundに仮想オーディオデバイスを指定し、その仮想オーディオデバイスからIntel SST Audioを鳴らすという方法をとった。

無料で使えるものはいくつかあり、実際これらでも動くのだが、1つ惜しいことに、音量キーが反映されない。

ボリュームコントロールに対応した仮想オーディオドライバはないものかと探して、やっと下記を見つけた。

http://www.fox-magic.com/vac.php

有料だが、他に選択肢は無いし、$29なので購入。

やっと快適にドラクエ10が遊べた!

なおどのくらい快適かというと、邪神はフツーに回れます。

最新にして最後のATOMだけど、バカに出来ないなあ。

以下、GPD WIN用に購入したもの。

充電器です。

スマホとかも同時に充電したいので5ポートのものを選択。

USB Type-C用のポートが1つついてるので、フツーのUSBポートで充電するより規格上は大電流が流れて早く充電されるようです。

上の充電器とGPD WINを結ぶケーブル。

ナイロン加工なので、丈夫です。給電しながら遊びたいので長めの1mのものを選びました。

持ち運び用の入れ物。

3DS LL用のがぴったりなのです。

最初は100均のポーチに入れてましたが、GPD WINは蓋を閉じた状態でも圧力がかかると電源がONになるという不具合?があるので、こうしたハード系がまだましです。

外で持ち歩く時は基本的にバッテリーで遊びますが、本体バッテリーだけでは心許ないので、軽くて小さくてなおかつ容量がそれなりのものを選ぶとこれになりました。

Type-Cケーブルがついてくるのでちょっとお得感。

だいたいこれでドラクエ10が4-5時間は連続して遊べます。

QC3.0に対応してるので、スマホ用にも使っています。

画面保護シートです。

5インチのWindowsをタッチ操作なんて正気の沙汰じゃないと良く言われますが、意外とけっこう指で操作できちゃったりするので購入しました。

保護シートは本体にも添付しているのですが、まあおまけなのでやわだし、指紋つきまくりですね・・・。

先に書きましたが、GPD WINは蓋を強く閉めるとキーボードと画面が接触してしまいます。

そのため、このようなクッションを入れると良いです。

100均の材料で自作しようと思ったのですが、近所の100均で買える材料はどうも厚さが合わなかったり色が合わなかったりでいまいちで、めんどくさいので結局メーカー品を買っちゃいました。

以上、何かの参考と私のお小遣いになれば。

こちらの記事もどうぞ